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紅 Blu-ray Disc BOX

諦めかけていた所でついに発売された紅 kure-nai BD-BOX。
DVDを買わずに待っていて本当によかった…。
ありがとうポニーキャニオン。

BOXの特典は基本的にDVDと同じもののようだが、
初見の私にとってはいろいろと興味深いものが多かった。

まずは本編未使用シーン集。
これは未使用になったコンテ絵にプレスコ音声を付けたもの。
音声は収録したものの、作画まで行かずカットされたのだろう。
ある意味プレスコで作られている紅ならではの贅沢な特典だ。

カットされた部分を確認していくと、確かに不要と思うのもあれば、
こんな所を落とすのかと驚かされる部分もあり興味深い。
実際にどこをカットするのかという判断は非常に難しいのだろうなあ。
中には尺が足りなくて泣く泣く削ったものもあった事だろう。
そういうカットを音声付きで見る事ができるのは有り難い。

未使用カットが特に多い話は、ミュージカル回の6話だ。
これは脚本演出が監督でもあり、特にこだわりの跡がしのばれる。
逆に言うとあれだけ摘めるような贅沢な作りだったからこそ
傑作回と言われるものに成り得たのだろう。

原作にあったセリフがカットされている事もしばしば見受けられる。
それは主にキャラクターの立ち位置などに関する都合が多いようだ。

例えば環が空手の達人と匂わせるようなシーンをカットしたり、
闇絵と紅香が旧知の関係と分かるシーンがカットしてあったり。
この二人に関しては、個人的には一般人として設定された事が
五月雨荘の日常的な幸せというものを演出する上で、
かなり効果的だったのではないかと思っている。

特典のブックレットも面白い。96Pのボリュームだ。
設定資料や声優インタビューも載っているのだが、
個人的に一番興味深かったのは松尾衡監督のコメントだ。

このアニメを引き受けた際のエピソードとして、
紫以外のキャラに興味を持った事がなかったという話があり、
この辺りがアニメ版の紅のキモになっているのだと思った。

アニメ版では紫を中心とした構成に変更する事で、
紫というキャラクターの魅力がより際立ったと思っている。
それが監督の意図として大きく働いていたというのが分かり、
いろいろな事が腑に落ちたように感じた。

声優陣や監督によるオーディオコメンタリも付いている。
これはまだ全部を聞いたわけではないのだけれど、
松尾監督と沢城みゆきのコメンタリは非常に面白かった。

単なるコメンタリというよりは、まるで対談という雰囲気で、
監督が声優に求めるものや、沢城みゆきの役作りについてなど
かなりつっこんだ内容を聞く事ができる。
真九郎の役作りにはかなりの苦労があったのね…。

以上、かなり魅力的な特典が付いたBD-BOXなので、
DVDを購入していなかった人は買って損はないだろう。
TV版の録画と見比べても、画質はもちろん素晴らしい。

ところであのボックスパッケージはどういう意味があるのだろう。
紫が端の方にちょっとだけ見えている絵なのだが。
単独の絵として見ると中途半端は感じが…。
もしかするとアニメ2期への布石だったりして。

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魔法少女まどか☆マギカ 1

いろいろな意味で凄いアニメである。

そろそろ興味のある人は見終わっただろうし、
いろいろな意見も出つくしたと思うので、
私も何か書いておかないといけないだろう。

とにかくシナリオは良く練られている。
毎回視聴者を引き付ける仕掛けがよかったし、
それによってネットを中心としたbuzzに成功し、
番組について語り合うという楽しさがあった。
久しぶりにリアルタイムで見るべき番組だった。

最後のオチのまとめ方も素晴らしい。
最初は魔法少女テンプレに見せかけて開始し、
途中それをどんどん否定する事で驚きをあたえ、
そして最後の最後に魔法少女を全肯定する。
あまりに綺麗なプロットに正直やられたと思った。

アニメとほぼ同時に書き下ろし漫画を展開する
思い切ったプロモーションのやり方にも驚いた。
よほど売れる確信があってもなかなか出来ないよ。
思惑通り売れに売れて大成功になったけど。

総合的にみて素晴らしい傑作というのは間違いない。
だけどね…。

出来が良いアニメだから個人的に好みかというと、
なかなかそう上手くは合致しないもので。

個人的にはあのオチは好きにはなれないのだ。
展開としては見事だけど、それでも…。

自分が子供の頃見てきたヒーローというのは、
みんなどんなに絶望的な状況でも決して諦めずに、
最後まで足掻きつつけていた。そういう姿を見てきた。
それがたとえ最終的に勝利できないとしてもだ。

だからこそ超越者になって全部をひっくり返す、
というようなオチはどうしても好きになれないのだ。
そのあたりはエヴァを好きになれないのと同じ理由だ。
あっちはお母さんが超越者なわけだが…。

同じ世界創生ものでも、イデオンやウテナの方が
私個人の趣味には合うのだなという事を、
今回改めて再確認したような気がする。

そんな私としてはまどかマギカの真の最終回は
実質10話だったなと思っている。
一人世界の真実を知り、誰の助けも借りずに
勝利の見えない戦いを続ける。ほむほむの姿は
まさに仮面ライダーかデビルマンかといった所だ。

そういうヒーローが美少女キャラにならざるを得ないのが
今の時代を表しているという事なのだろう。

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ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破

BDも発売間近という事でエヴァ破の感想を。

個人的には序はいまひとつという感じだったので
正直たいして期待はしていなかったのだが、
意外なほどにまっとうなエンタティンメントしていた。

旧エヴァのキャラはみな他人を否定するばかりで、
正直全く思い入れをする事もできない作りだった。
そういう点が好きになれなかったのだけれど、
今作では他人のために何かしようとする。
その行動原理は充分思い入れができるものだった。

サルベージのシーン、エレベーターのシーンなど
あらゆる改変がそういう方向を示していた。

これはきっと庵野監督の心境の変化なのだろう。
何が監督をそう変えさせたのか。それが気になった。

富野監督が鬱から復帰して、白トミノと言われるものを作っていったように、
庵野監督にも、旧エヴァを作ってから、何かしら感じるものがあったのか。
もしかすると結婚したからなのだろうか。
そうだとしたら庵野監督も大人になったものだと思う。

とにかく個人的には歓迎したい変化だと思った。
もともと盛り上げ方は非常に上手い人なのだから…。

Qは素直に期待したい。いつになるんだろうか。

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破 EVANGELION:2.22 YOU CAN (NOT) ADVANCE. [Blu-ray]ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破 EVANGELION:2.22 YOU CAN (NOT) ADVANCE. [Blu-ray]
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涼宮ハルヒの消失

涼宮ハルヒの消失、2回目を見に行ってきた。

笹の葉ラプソディ、エンドレスエイトに続く
ビューティフルドリーマー三部作。(私が勝手に命名)
ビューテフルドリーマーがラムのための映画であったように、
消失は長門有希のための映画だ。

とにかくひたすら長門を魅力的に描く事に注力している。

青空を見上げる長門の切なさ。
雪の屋上でフードを被ってる長門のかわいさ。

バグが発生するまで自分を追い詰めた長門を思うと
その圧倒的な孤独の大きさに泣いてしまうのだ。

一緒に部活をしたかった長門。
一緒に鍋をつつきたかった長門。

誰もがそんな長門を愛さずにはいられないだろう。

長門以外にも見所は沢山ある。

中でも朝倉の美しさと恐ろしさは格別なもの。
まわりながらナイフの血を払う朝倉は美しすぎる。

キョンに再会する前のふてくされたハルヒと
話を聞いてからの変化っぷりも素晴らしい。

上履きを地面に投げて、手をつかうのが面倒なので
足だけで履いたりするような、細かい演出も実に良い。

ひとつ難点を上げるなら、ちょっと長いのではないか。
前半部分は全くハルヒを未見の人に対するフォローなので
劇作という形式から外す事はできないのだろうが
後半はハルヒに再会してから、もう少しテンポ良くラストまで
たたみ掛けた方が良かったのではないか。
特にキョンの独白が長い。あの半分ぐらいで充分だろう。

最後に謎だった部分を。
大きな朝比奈さんはいったい何と言ったのだろうか。
いつかその伏線が回収される時は来るのか。

劇場版 涼宮ハルヒの消失 オリジナルサウンドトラック劇場版 涼宮ハルヒの消失 オリジナルサウンドトラック
(2010/01/27)
サントラエミネンス交響楽団合唱団

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スカイ・クロラ

押井監督らしからぬストレートな内容。
難解なセリフや独白も極力抑えられていて、
普通の人にも楽しめる映画だと思った。
わざわざセカチューの脚本家をつれてきたんだし
それを目指したんだろうけれども。

ただ押井監督ならではの演出は健在。
戦闘シーンの素晴らしさは言わずもがなだが、
何気ないシーンの美しさにはハッとさせられる。

エンディング前の滑走路から広がる空の美しさ。
ドッグファイトの説明をする三矢の手の動き。
草薙の横から鏡を覗き込んで口紅を引くおばさん。
レストランの階段に座り込んでるおっさん。
そんな押井演出の良さがたっぷり味わえる。

キルドレとは何かというのがメインの軸だが、
その伏線の展開も自然で良いと思った。

個人的には一番盛り上がるシーンあたりで
もう少しエロスを感じるところが欲しかったのだが
今ひとつ艶が無いというか…。
それを差し引いてもかなり楽しめた。

ただ菊地凛子はちょっと微妙だったと思う。
かといって普通の声優では難しそうな役だな…。
沢城みゆきならなんとかなる気もするけど。
逆に栗山千明と谷原章介は良かった。

それと主題歌がかなり映画にマッチしていて良かった。
iTSで購入してかなり聞いた。

とにかく押井監督では久しぶりに面白かった。
個人的にはパト2以来とうい感じだ。

スカイ・クロラ (通常版) [Blu-ray]スカイ・クロラ (通常版) [Blu-ray]
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菊地凛子加瀬 亮

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Author:じん
ゆるゆると人生勘違い。主にマンガや小説の感想などを載せています。


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