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ヨコハマ買い出し紀行 7 (新装版)

新装版も7巻まで来てしまった。

このマンガは基本ストーリーが無いので、
ちょっとした心の機微などが見所になるんだけど、
その点では今回はけっこう見所が多い。

アルファと一緒にバイクで走るココネの気持ち。
マッキになついちゃったトビカマスに驚くアヤセの気持ち。
アルファと一緒に飛行機を待つタカヒロの気持ち。
ココネの親友であるアルファを偵察に来た丸子の気持ち。

などなど…。

微妙すぎでなかなか文章にはし難いし、
ましてアニメのような動画も難しいと思うんだけど、
マンガという手法ならではの描き方をしているのが
このマンガの最大の魅力ではないだろうか。

新装版 ヨコハマ買い出し紀行(7) (アフタヌーンKC)新装版 ヨコハマ買い出し紀行(7) (アフタヌーンKC)
(2010/03/23)
芦奈野 ひとし

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パーム 33 蜘蛛の紋様 4

PALMシリーズの33巻目。1年ぶりの単行本。

ずっと前から何度も回想では出てきていたものの、
しっかり描かれてはいなかった、ジェームスの脱走の話。

かなり過酷な内容なので読むのがけっこう辛い。
久しぶりにサロニーも登場し、全編に陰鬱な雰囲気が漂い。
知り合いを殺されたジェームスのセリフは胸に刺さる。

それでもパームらしい美しいシーンも中にはあって、
前にも出てきていたレイランダーと馬に乗るシーンなどは
実に美しくて一服の清涼剤のような感じになっている。

蜘蛛の紋様は全体につらい内容ばかりなんだけど、
それもパームシリーズを構成する要素とは分かっている。
そんなジェームスの地獄もこの巻で終わりだと思うと
ちょっとだけほっとするのだ。

といいつつまだもう少し続くんだろうなあ…。

蜘蛛の紋様 4 (パーム 33) (WINGS COMICS) (ウィングス・コミックス)蜘蛛の紋様 4 (パーム 33) (WINGS COMICS) (ウィングス・コミックス)
(2010/03/25)
獣木 野生

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しんうちっ!

声優がキャラを演じつつ落語をするという企画CD。
沢城みゆき、井口裕香、阿澄佳奈の三人が出演している。

正直それほど期待していなかったのだが、思いの外楽しいCDだ。
純粋な落語のレベルは決して高くないけれど、普通に笑えるレベル。

まずは沢城みゆきの演じる「饅頭怖い」なのだが、
最初は緊張してヘタなのが、徐々に慣れてきて上手くなるという
演技をしている事もあるのだが、期待していたよりはちょっとという感じ。
彼女自身ラジオなどでのお笑いセンスはもうひとつという事もあり、
落語家っぽく演じようとして裏目に出ている気がする。
意外にも三人の中では一番笑えなかった。

次は井口裕香の演じる「目黒のさんま」だが、これは良かった。
井口のチャイルディッシュな演技と演目の相性がすごく良くて
殿様がかなりかわいい出来になっている。
もともとちょっとおバカなキャラを演じる事では定評があり、
バカ殿的な感じにぴったりとハマった感じ。

最後は阿澄佳奈の演じる「寿限無」だが、これは正直驚いた。
いくら声優をやっているといっても、この早口は難しいと思うが
録音とはいえきちっと聞かせるのはすごいと思う。
もともとラジオでもギャグセンスには定評がある人だけれど、
演技にはやや難がありつつも、普通に落語として聞いていて面白い。
電車の中で聴きながら何度もニヤニヤしてしまったほどだ。

本当に落語好きな人には厳しいかもしれないが、
そうでない人なら普通に笑えるCDだと思う。
声優に興味があればかなり楽しめるCDだ。

しんうちっ!しんうちっ!
(2010/03/17)
オムニバス三輪桂(阿澄佳奈)

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怪物王女 11

正直このマンガをすごく面白いと思った事はないのだけど。
なぜかずっと買っている。いつのまにやら11巻目。
なんだか不思議なマンガだ。

特別に絵に魅力があるわけでもない。
メインとなるストーリーに引きつけられるわけでもない。
キャラクターがすごく魅力的というほどでもない。

基本的なスタイルはB級ホラーやSFの設定を拝借してきて、
それを複数話のシリーズで完結させるやり方をとっている。
恐らくこの作者自身がそういったB級映画が好きなんだろう。
そういった雰囲気へのかなりのこだわりが伝わってくる。

B級映画的な手法についてもいろいろ研究しているようで、
特に最後に盛り上げたところで、バサっと唐突に終わらせる事で
ホラー的効果を強烈に印象つけるという技を効果的に使っている。

一般的には、連載が長く続いてネタが切れてくると、
そういったテイストから脱却しようとしがちになるが、
そんなB級テイストへのこだわりをずっと維持している。
それが独特の魅力になっているのだろう。

カーペンターとかクローネンバーグとかアルジェントとか、
そういった系統の映画が好きな人にはおすすめ。

しかしヒロは姫のどこから血を飲んだのだろう。

怪物王女(11) (シリウスKC)怪物王女(11) (シリウスKC)
(2010/02/23)
光永 康則

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今日の早川さん

元々はブログで連載したものをまとめたらしい。
本好きの日常を綴った4コママンガ。

基本的には読書好きのあるあるネタを集めたものだが、
個人的にはなんというか、今ひとつ笑えなかった。

というのはあまりにも身につまされる感じがしてくるのだ。
昔の自分ってこんな感じだったよなーという痛い内容ばかりで
とてもじゃないけど笑うどころの騒ぎじゃない。
もう少しキャラを立てる方向とかに工夫してくれていれば…。

読書好きというよりもオタ全般に共通する痛さ。
例えばオススメの本を教えてもらおうとすると大量に持ってくる、
映画の感想に対して原作の方が面白かったとかえしちゃうとか。
笑うよりも痛々しくて、いたたまれなくなる。

オタ属性があまり無い人なら楽しめるかもしれないけど、
スネに傷をもつ人にはあまりおすすめできないかもしれない。

今日の早川さん今日の早川さん
(2007/09/07)
coco

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ハルシオン・ランチ 1

沙村広明といえば無限の住人なわけですが。

ギャグマンガというカテゴリでは「おひっこし」を描いているけれど、
このハルシオンランチもノリとしては同じような感じ。
ただし設定はこの上もなく荒唐無稽になっている。

地球に栄養摂取するために送られてきた宇宙人?らしいのだが、
いったいどういう方向に話しを持って行きたいのかサッパリ分からない。
思いつきで描いた短編を無理矢理続けてしまいました的な
手詰まり感がなんともこの作者らしい捨て身ギャグ感を出している。

ギャグマンガとしては情報量が多すぎるのではとも思えるたたみ掛け。
パロディも数え切れないほど出してきて、それがまた手詰まり感を出してる。
ちょっとピックアップしただけでも以下のような感じ。
エヴァ、ブレードランナー、ジョジョ、お姉チャンバラ、時かけ、etc
もちろん私には元ネタが分からないものも沢山ある。
強引なパロディを盛り込む事で、非常にギャグのテンポは良い。

ヒロインであるところのヒヨスはこの作者の描く女性キャラらしく
なんというか現実感の全く無い可愛さなのだけれど、
基本的に作者が変態なので、ゲロ吐きシーンに象徴されるように
萌え的なものとは全くつながらないのが、やりたいようにやってる感じで
潔いというのかなんというか。個人的には好きですけどね。

完成されたマンガが読みたいという人には全く勧められないのだが、
でたらめで狂気を感じられるマンガが好きという人には、
かなりオススメできる内容ではないだろうか。

しかし果たして2巻が出るかどうかは微妙な気がする…。

ハルシオン・ランチ 1 (アフタヌーンKC)ハルシオン・ランチ 1 (アフタヌーンKC)
(2010/03/05)
沙村 広明

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ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破

BDも発売間近という事でエヴァ破の感想を。

個人的には序はいまひとつという感じだったので
正直たいして期待はしていなかったのだが、
意外なほどにまっとうなエンタティンメントしていた。

旧エヴァのキャラはみな他人を否定するばかりで、
正直全く思い入れをする事もできない作りだった。
そういう点が好きになれなかったのだけれど、
今作では他人のために何かしようとする。
その行動原理は充分思い入れができるものだった。

サルベージのシーン、エレベーターのシーンなど
あらゆる改変がそういう方向を示していた。

これはきっと庵野監督の心境の変化なのだろう。
何が監督をそう変えさせたのか。それが気になった。

富野監督が鬱から復帰して、白トミノと言われるものを作っていったように、
庵野監督にも、旧エヴァを作ってから、何かしら感じるものがあったのか。
もしかすると結婚したからなのだろうか。
そうだとしたら庵野監督も大人になったものだと思う。

とにかく個人的には歓迎したい変化だと思った。
もともと盛り上げ方は非常に上手い人なのだから…。

Qは素直に期待したい。いつになるんだろうか。

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破 EVANGELION:2.22 YOU CAN (NOT) ADVANCE. [Blu-ray]ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破 EVANGELION:2.22 YOU CAN (NOT) ADVANCE. [Blu-ray]
(2010/05/26)
林原めぐみ緒方恵美

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百舌谷さん逆上する 4

巻を重ねるに従い、徐々に百舌谷さんの出番は減っていたが
ついに今回は揚介が主役のような感じになってしまった。
やはり設定自体に無理があるので仕方ないのか。

竜田兄、看護婦あたりの変態ぶりには益々拍車がかかってきて
もはや完全にカオスな展開に。いい意味でおかしい。
千鶴にいたっては百舌谷さんよりよっぽどツンデレである。

ツンデレ病などの設定的には行き詰まりつつある感じなのだが、
逆に全体の熱は上がってきており、パワーで押しまくる感じに。
作者の頑張りが伝わってきてとても心地良い。

とにかく作者のにじみでるような狂気がグイグイ伝わる。
怖いものなしというかイケイケ絶好調状態。
ビークを迎える作者だけが持つランナーズハイだ。
こういうマンガを読まなくては損である。

ただひとつ、毎回楽しみしている自伝風マンガがなかったのが残念。

百舌谷さん逆上する 4 (アフタヌーンKC)百舌谷さん逆上する 4 (アフタヌーンKC)
(2010/02/23)
篠房 六郎

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精霊の守り人

精霊の守り人の原作をようやく読んだ。

アニメは放送時に全話見ていたので、
ストーリーについては知っていたのだが、
改めて読んでみると、意外なほどコンパクトな話だった。

アニメで印象的だったエピソードのかなりの部分は
アニメ版のオリジナルだったのは意外だった。
この原作の量からよく26話も作ったなという感じ。
イメージを壊さずにオリジナルで膨らませるのは、
かなり難しい作業だと思う。失敗した例はいくらでもある。

アニメもNHK教育などで何度か再放送しているのだが、
改めて見てみると、リアルタイム時には分からなかった伏線が
ようやく理解できたりと、複数回視聴に耐えられるものだ。

問題は次の巻がアニメ化される前に原作を読むべきかどうか。
原作を先に読むと、アニメが楽しめなくなる事が多いので、
やっぱりアニメが放送されてから読む方向で検討している。
といってもいつアニメ化されるか分からないのだが。

ちなみにマンガ版も発売されているのだが、
こちらはアニメのノベライズという感じになっている。
藤原カムイが良い仕事をしていてアニメより盛り上がる感じ。
好きな方はこちらも併せてオススメしたい。

精霊の守り人 (新潮文庫)精霊の守り人 (新潮文庫)
(2007/03)
上橋 菜穂子

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EMANON さすらいエマノン Episode:1

おもいでエマノンの続編だが、先行して1話だけ収録されたムック。
マンガ本というより画集に近いテイストかもしれない。
全編ほぼ原寸サイズのフルカラーで鶴田謙二の描く世界を堪能できる。

鶴田謙二の絵は昔から好きで、画集も含めてほとんど買っているのだが
とにかく女性の体のラインをとても美しく画く作家だと思っている。
今回は特に裸がたっぷり収録されていて、そういう意味でたまらない本だ。

以前発売された「ひたひた」という画集もそうだったのだが、
この人は裸と水というモチーフにこだわりがあるようで、
この本でも裸で泳ぐシーンやお風呂のシーンなど
水と裸にまつわる画がとても美しく描かれている。

鶴田謙二の描く女性は、最近のアニメなどでよくみられるような、
グラマーな体型ではなく、かといって写実的なスタイルでもない。
女性らしいラインの美しさにこだわっているのが伝わってくる描なのだ。
これだけ裸ばかりの本でもエロすぎず、それでいて艶がある。
そう、この艶こそが鶴田謙二の描く女性の独特の魅力なのだと思う。

かなり筆の遅い作家で、漫画もほとんど完結しないままだったりして
常にファンをやきもきさせる人なのだけれど、
その魅力にとりつかれた愛好家は、ひたすら次の本を待っている。
6月から連載を再開するようだが、願くば順調に執筆して欲しいものだ。

個人的にはPCで見られるように電子書籍化しようと思っているので、
解体してスキャンするように、2冊目を買おうかと思っているところである。

EMANON さすらいエマノン Episode:1 (ロマンアルバム)EMANON さすらいエマノン Episode:1 (ロマンアルバム)
(2010/02/24)
梶尾真治鶴田謙二

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じん

Author:じん
ゆるゆると人生勘違い。主にマンガや小説の感想などを載せています。


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