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狼の口 ヴォルフスムント 2

狼の口と書いてヴォルフスムント。第2巻。

いやー。久しぶりにやられたという感じだ。
2巻なのでそろそろ方向性が見えるのかと思ったが、
全く先が読めない展開。いったいどういう話なのか。

内容は1巻にも増して全く救いが無い方向へ。
2話構成なので、1巻よりもさらに濃密な世界。
ネタばれになってしまうので詳しくは書かないが、
できるだけ上げて上げて落とすような。
この作者は読者の心の動きを操るのが実に上手い。

しかし不思議と読後感は悪くない。そこが不思議。
グロい描写も多く普通なら私の趣味ではないハズだ。

基本はゲストに思い入れをさせる作りなのだが、
そこを過剰になりすぎない、ギリギリの線で
感情移入しないよう抑えているからなのだろうか。
その辺り黒の契約者に通じるものを感じる。

物語がどっちの方向にいくのか読めないという
ミステリ的な部分も大きい効果を上げているのだろう。
単に作者の方向性が定まらないだけという漫画は多いが、
これは明らかに作者の計算な所がスゴイ。

ベタな作品に飽きている人には是非読んでもらいたい。
特にミステリ好きならなおオススメ。

狼の口 ヴォルフスムント 2巻 (ビームコミックス)狼の口 ヴォルフスムント 2巻 (ビームコミックス)
(2010/10/15)
久慈光久

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第七女子会彷徨 1

通称:七女(ななじょ)の第一巻。
なぜそんな事を表紙に書くのか。徳間の伝統?

ぱっと見はそれ町的な日常漫画に見えるし、
なにやらかわいらしい絵に騙される?が
実はれっきとしたSFなのである。

日常に潜むちょっとした違和感というか、
微妙な感じをSFともホラーとも言えるような
なんとも不思議な味付けで読ませてくれる。
ちょっと藤子Fテイストという感じだろうか。

それにしてもこの世界は私たちの日常と
似ているようでかなり違うのである。
その最たるものが第8話の「友達選定」だろう。

今まで語れる事のなかった過去話なのだが、
さすがにそんな設定があったとは予想外だった。
これが一番藤子Fな感じで、よくよく考えると、
ディストピア的で怖いのである。

日本の漫画でこういう感じのディストピア的な
未来の提示されているSFというのは少ない。
第一話からして怪獣が町をメチャクチャにするのだ。
エヴァンゲリオンやウルトラマンの死の街感だ。

それをアホの子キャラの日常感と上手く混ぜて
ほどよいバランスに仕上げているのが素晴らしい。
そんな感じが個人的にはすごくツボだった。
SF好きの人には是非読んでもらいたい。

第七女子会彷徨 1 (リュウコミックス)第七女子会彷徨 1 (リュウコミックス)
(2009/07/18)
つばな

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God only knows 集積回路の夢旅人

神のみぞ知るセカイのOPナンバー。

フルバージョン実に8分を超える大作であり、
アニソンとしては異例とも思えるプログレ風。
カップリングの集積回路の夢旅人も合わせて、
コンセプトアルバムとも言える作りになっている。

「Oratorio The World God Only Knows」
というアーチスト名義になっているが、
歌ってるのは超電磁砲やefでもおなじみのELISA。
さすがの歌唱力でこの難しい曲を聴かせてくれる。

曲は合わせて六章からなる組曲構成になっており、
それぞれ別の作曲者が担当しているようだ。
そのうちOPとして使われてるのは三章の部分で
一番ポップな部分と言えるだろう。

第一章はまずバラード調で静かに立ち上がり、
第二章はテンポアップしてさらにストリングスが入り
徐々に盛り上げていく。三章で一気にポップになって
終盤は実にドラマチックに展開したかと思っていると、
第四章ではマイナー調の切なげなメロディで繋ぎ、
さらに第五章ではゴスペル的というか、讃美歌的な
美メロで泣かせにかかる。最後のギターがまた良い。
CAMELあたりを彷彿とさせるいわゆる泣きのギター。
そのまま「集積回路…」へと雪崩れ込んでいき、
最後はファミコンチックなサウンドで閉め。

全体的にはyesやGenesisあたりの影響というか、
さらにそのフォロワーのEnglandやMandarabandの
シンフォ系にテクノを合わせポップにした感じか。
菅野よう子の影響もそこかしこに見える感じで、
プログレを上手く昇華させていると感じる。

カラオケには全く向いていないと思えるので、
最近の流れから逆行しているようにも見えるが、
こういった曲も許されてしまうのがアニソン的。

なんでもアリが良いところだと思っているので、
もっとこんな曲が増えてくると面白いのだが。

God only knows~集積回路の夢旅人~ テレビアニメ「神のみぞ知るセカイ」OPENINGテーマGod only knows~集積回路の夢旅人~ テレビアニメ「神のみぞ知るセカイ」OPENINGテーマ
(2010/11/03)
Oratorio The World God Only Knows

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夜桜四重奏 ~ヨザクラカルテット~ 9 DVD付限定版

OAD付きのヨザカル9巻。

最近多いDVDとセット展開。(紅、怪物王女など)
版権側としては、原作ファンへの確実なリーチ、
すでにアニメを放送している事による作りやすさ、
書店販売ルートの広さなど、メリットが多いのだろう。
まあアニメを見たいファンにとってもいいシステムだ。

このOADはTV版とは声優こそ同じなものの、
スタッフは変更になっており、りょーちもが
監督、総作監、キャラデザを担当している。
TV版が好きな人がみたら戸惑うかもしれない。

りょーちもといえば鉄腕バーディなどのように
素晴らしい作画、動きに定評があるのだが、
初監督でもありかなりのチカラの入った作画だ。

話としては1巻目という事で、まったりな感じだが、
作画は相変わらずのりょーちも節が随所に出ていて、
作画厨の方々ならかなり楽しめるのではないか。
私はそれほど詳しくないんですが…。
それでもオオ!と思うようなカットが端々に。

一応メインの全キャラまんべんなく出てくるのは
ある種ファンサービスのようなものだとは思うが、
一番目立つのは八重。クマかわいいよクマ。
そしてじゅりのナース服の丈は限りなく短い。
この辺りはさすがりょーちも分かってるね感。

そしてりょーちもといえば、ちょっとグロい表現でも
定評がある人であり、最後の鈴のシーンなんかは、
持ち味が出ているようで、かなり印象的だ。

TV版ではあまりそちらの方向性は見られなかったが、
今回は原作のホラーチックなテイストを出すようで、
その意味でもりょーちもの起用は成功しているのでは。

これだけ質の高いものを出してもらえるならば、
今後の展開にも期待が出来るというものだ。
何巻で完結する予定なのかは知らないけど、
最後までキッチリ続けて欲しい。
これからも買いますので…。

夜桜四重奏 ~ヨザクラカルテット~(9)DVD付限定版 (シリウスコミックス)夜桜四重奏 ~ヨザクラカルテット~(9)DVD付限定版 (シリウスコミックス)
(2010/10/08)
ヤスダスズヒト

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Author:じん
ゆるゆると人生勘違い。主にマンガや小説の感想などを載せています。


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