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夏期限定 トロピカルパフェ事件(後)

夏季限定トロピカルパフェ事件の解決編となる後編。
前編の記事を書いたのが9月初旬だったようなので約6ヶ月ぶり。

実はボリュームとしては、前編で2/3ぐらい進んでいた感じなので
どうするんだろうと思っていたら、謎解きシーンにかなりのページを使い、
原作を読んでいない人でも分かりやすくする工夫がされている。

この作品の魅力はやはり羊の皮を被った狼こと小佐内さんのキャラにある。
その魅力を充分に伝えるためにはという事を考えての構成だろう。
これがとても良い効果を出していて、解決シーンでの小佐内さんの
表情の細かい変化が楽しめてとても面白い。

やっと当たったね、というシーンの表情などはゾクっとさせられるし、
特に最後の最後のシーン。あのシーンの小佐内さんの表情は
原作を読んだ時からどういう表情になるんだろうと思っていたんだが
こちらの想像の上をいくようなものになっていて驚いた。

ひたすら二人でパフェを食べているシーンが単行本の半分以上続くのだが、
画面として飽きさせないようにいろいろな工夫もされていて、
デフォルメキャラを多用してちょっとコミカルな感じを出しているなど
原作の雰囲気を上手く表現しているのではないだろうか。

小説のマンガ化はどうしても物量的にはしょり気味になってしまうし、
絵的に単調な部分が出てきてしまったりなどすんなりいかないものだが、
今回の構成、作画の二人はとても良い仕事をしたのではないか。

原作ファンが読んでも充分楽しめるクオリティだったと思うし、
この調子で秋期限定栗きんとん事件の方もお願いしたいところ。

ところで米澤センセ冬期限定の方はどうなっているんですかね。
あれから全く音沙汰が無いんですけど…。
もう春になりそうだし、もしかして冬期だから年末ぐらい?

夏期限定 トロピカルパフェ事件(後)(完) (Gファンタジーコミックス)夏期限定 トロピカルパフェ事件(後)(完) (Gファンタジーコミックス)
(2011/02/26)
米澤 穂信

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星を継ぐもの

最近なぜかすっかりSFがマイブーム(死語?)なのです。

星野之宣がマンガ化するという事で話題になっているのもあり、
もともも凄く評判が良かったのでいい機会だし、ついに読んでみた。

んーこりゃ確かに面白いわい。
何か面白いってこれはSFに上手くミステリの要素を入れている。

月で発見された5万年前の死体の謎を解いていく話なのだが、
基本的には研究とか討論とかを繰り返していくだけの展開であり、
まあ言ってみればMMRみたいなものである。(違うって)

研究が進むに従って新しい事実が徐々に分かっていくわけだが、
そこで読者を巧みにミスリードし、どんでん返しする仕掛けが上手い。
ミステリとしても一級品と言っていいだろう。

そこにSFとしてもしっかりとした論理の組み立てがあるのが凄い。
最後には人類の秘密にまで迫るスケールの大きさ。
月、消滅した太陽系5番惑星、そしてガニメデと話が展開する中で
その圧倒的なビジュアル感はこれぞSFの醍醐味という感じだ。

しかしこの傑作を星野之宣がどうマンガ化するのか楽しみで仕方ない。
冗談でMMRと書いたけど、アクションとかほとんど無いのでどうするか。
チャーリーの日記を膨らませて、戦争のシーンを大きく描くのかな。
しかし絵で見せてしまうとネタバレになってしまう部分もあり難しい…。
上手くミスリードを誘いながら描けるか。今から楽しみだ。

ちなみに続編があるらしいのだがどうなるのだろう。
どうやらガニメデの秘密に迫るという内容らしいのだが…。
さっさと本屋に買いに行きますかね。

星を継ぐもの (創元SF文庫)星を継ぐもの (創元SF文庫)
(1980/05/23)
ジェイムズ・P・ホーガン

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インモラリスト

堀江由衣の最新シングル。

放映中のドラゴンクライシスのOP曲になっているので、
耳にした事がある人も多いと思うのだが、
実はフルサイズで聞いてこそ、この曲の凄さがわかる。

TVサイズで聞くとサビの前に変拍子があるものの、
ちょっと変わった曲だな、というぐらいの感じなのだが、
フルバージョンで聞いてみると、これがかなりプログレしてる。

2回目のサビが終わってからはまるでオペラのような展開。
ゴシック、シンフォニック調になったかと思うと、変拍子の連続。
終盤に向けての劇的な盛り上がりは実に感動的だ。

しかしこんな難しい曲を歌うというチャレンジには驚いた。
新宿でゲリラライブを行った際にこの曲を披露したらしいのだが、
あまりにも難しくて、まだまだライブでは厳しいみたい。
変拍子の繰り返しで、ファンの人もサイリュームが振り難い。
一般的なアニソンのトレンドからも外れているしかなりの冒険だ。

堀江由衣は水樹奈々や田村ゆかりと比べると、
サウンドの振れ幅が大きく、芯が定まらないイメージだが、
それだけに思い切ったチャレンジが出来る良さがある。
この曲に関してはそれが良い方向に出ているのではないか。

作詩作曲を担当した清竜人は全然知らなかったのだけど、
まだ21歳だそうで、これから大いに期待できる才能だ。
今回はほっちゃんのキーを研究して作った曲という事らしい。
こういった若い才能を抜擢できたのは今後に繋がるだろう。

この曲が本格的なライブになった時にどうなるか。
ぜひ実際にライブで体験してみたい。

インモラリスト(初回限定盤)インモラリスト(初回限定盤)
(2011/02/02)
堀江由衣

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少女素数 1

お互いに依存している双子とそのお兄ちゃんのお話。

とにかく少女たちの可愛い部分を抽出したようなマンガだ。
絵柄はけっこう萌えっぽい感じがするのだけど、
エロとか恋愛要素もほとんどなくて読後感はさらっとしている。
あまりストーリーのようなものはなくて、いわゆる日常系。

中学生双子のその時期ならではの大人でも子供でもない
ある種の妖精のような感じといったら伝わるだろうか。
ひたすらそこをピックアップして描こうとしてるのが分かる。

こういうのを描けるのは絶対おっさんである。
女性作家ではまず無理な感じ。
私はあまりそっち系は興味はないのだけれど、
それでも伝わってくるのだからすごいね。

個人的に一番気に入ったのは3話。
あんずと離れで別行動になったすみれの話なのだが、
これが双子の依存っぷりを描いていてちょっと面白い。
なんか調子が出ないすみれがとても可愛い。

それから8話。お父さんが久しぶりに帰ってくるらしく
わくわくでカレーを作る二人の話なのだが、これが可愛い。
結局最後は疲れて眠ってしまうというオチなんだけど、
お父さんの顔をわざと出さないのも効果的な感じ。

正直とても地味なタイプのマンガだと思うのだが、
バランスが良いというか、こういうのはセンスなのかな。
個人的にはすごく好みなのですハイ。

2巻も出ているようなので、さっそく買いに行こう。

少女素数 (1) (まんがタイムKRコミックス フォワードシリーズ)少女素数 (1) (まんがタイムKRコミックス フォワードシリーズ)
(2010/03/12)
長月 みそか

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Author:じん
ゆるゆると人生勘違い。主にマンガや小説の感想などを載せています。


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