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西田亜沙子画集 ジャム-jam-

電波女と青春男でキャラクターデザインと総作画監督を担当し、
その色気あふれる絵で評判になっている西田亜沙子の画集。
2009年の発売だから、もうけっこう前になるんだな。

2009年という事で、魍魎の匣までの仕事が収録されている。
その他の主な収録作品は、ヴァンパイア騎士、桃華月譚、
シムーン、ヤミ帽、七人のナナ、エンジェルリンクスあたり。
版権用のイラストなどが主となっている。

私がアズラッタ様を知ったのはシムーンが最初なのだが、
初めて見た時にあまりの女の子の艶めかしさに驚いた記憶がある。
毎回アイキャッチを描いていたのだが、これがまあ実にエロい。
この画集にも全て収録されているので、ぜひ見ていただきたい。

それからシムーンといえばDVDのジャケット。
描きおろしなのだが、これがまた凄いとしか言いようがない…。
基本的にパル同士が抱き合ってる構図になっているのだが、
まず1巻のネヴィリルの表情。これやばくないですか…。
そして4巻のフロエの耳たぶを甘噛みするアルティ。ヤバイ。
そんな感じで全部やばい。レジに持っていけないレベルです。

それからアズラッタ様の描くキャラは体型に対する拘りが強い。
今の流行の絵だと、女の子はみんなあり得ない体型に描くものだが
例えばフロエなどはむちむちぽっちゃり、あくまで幼児体型であり、
そこがまた独特の艶めかしさに繋がっていると思う。
思春期の女体に関する強い拘りが感じられるのである。

なんというか、その辺りに転がっている見せるだけとは違う、
まさに滲み出るエロさというか。描いている人のリビドーが伝わる。
谷口悟朗監督も帯に書いてるが、女体好きにもほどがあるというか。

その辺りがブリキ絵にちょうどマッチしたのだろうか、
今の電波女での好評価に繋がっているのだろう。
確かにエリオやりゅうしさんの作画は非常にエロ可愛い。
電波女で気に入った人にはぜひこの画集も見てみて欲しい。
実は前からあの感じは変わっていないのが分かるだろう。

それと全く正反対なのだが、実はおっさんを描くのも凄い。
魍魎の匣の関口のようなキャラのどうしようもないダサさ。
木場のようなキャラの汗くささ。あのゴツゴツした感覚。
シムーンのグラギエフ、アヌビトゥーフのかっこよさ。
こういうおっさんたちも好きなんだろうなあというのが感じられる。
力の入りっぷりが違うのがありありと見えるんである。

電波女と青春男も素晴らしいのだが、次はこういうおっさんが
活躍するアニメの仕事もやっていただきたい。
タイガー&バニーが好評のようだし、おっさんアニメの流れが
もしかしたら来ているのかもしれないしな…。

西田亜沙子画集 ジャム-jam-西田亜沙子画集 ジャム-jam-
(2009/06/24)
西田亜沙子

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新・日本の七不思議

鯨統一郎の歴史バー謎解きシリーズの第3弾。
(私が今勝手に命名)

個人的に歴史ミステリ好き、バカミス好きなので、
鯨統一郎はけっこう読んでいるわけだが、
その中でも一番の代表作とされているのが、
「邪馬台国はどこですか?」だろう。
邪馬台国はどこですか?は個人的にはかなり好きで、
意表をつく歴史推理がとても楽しかった。

この本はその姉妹編でシリーズ第3弾になる。
(第2弾は新・世界の七不思議)
歴史ミステリ短編のシリーズなのだけれど、
今回は合計7つの謎解きが収録されている。

今回収録されている短編の中でも注目されるのは、
邪馬台国はどこですか?に収録されていた話の、
続きにあたる2編ではないだろうか。
どちらも文庫本での書き下ろしのようだ。

まず「邪馬台国の不思議」は言うまでもなく、
第1弾の表題作の続きになっている。
内容は前回の説に対しての新たな補強というか、
さらに裏付けをとっているような形だ。
その材料というのが作者らしい意表をつくもので、
なんだか本当にそうじゃないかと思えてくる。

もうひとつは「本能寺の変の不思議」
こちらは桶狭間について調べ歩いているうちに、
また前回の結論にたどり着いてしまうという話だ。
ちなみに、この話で信長入れ替わり説が出ているが、
これは同じ作者が原作のマンガ「信長の変貌」で
使っているネタなので、合わせて読むと面白いかも。

それ以外で個人的に気に入ったのは「空海の不思議」
空海が実は中国人だという大胆すぎる説なのだが、
実はそう考えるとあまりにもピッタリくるのだ。
これまで私も空海については違和感があったのだが、
中国人だと考えてみれば、確かにすんなりと収まる。
この作者らしい意表をついた話になっている。

ところで早乙女静香は他のシリーズにも登場している
この作者を代表するキャラクターのひとりだが、
この最新刊を読むと、宮田とくっついてしまうのかな。
なんだか残念なような気も…。
その辺りも次では意表をつく展開を期待したい。

新・日本の七不思議 (創元推理文庫)新・日本の七不思議 (創元推理文庫)
(2011/04/28)
鯨 統一郎

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僕は友達が少ない 3

どうやらアニメ化が決定されたらしい「はがない」
まあこれだけ人気があれば当然かも。
といいつつ今更3巻を読んでいたわけでして。
相変わらず積んでいる期間が長すぎですか。

今回も最後にちょっとストーリーが進むものの
夏休みという事もあり、いつもよりまったり進行。
ハイテンションなやりとりはやや少なめ。

今回のネタは携帯、メール、プール、海、怪談、
夏祭り、花火と夏らしいリア充的なものが並ぶ。
ある意味学生ものの典型ともいえるネタばかり。

このラインナップを見ると、もう隣人部の目的は
全く達成されているようにも思えるのだが。
星奈の家に行く話あたりはラブコメのお約束すぎて
それ自体が構造的なパロディという事なんだろう。

しかし「しょっぱくもあり辛くもありしかし味わい深い
人生にも似たラー油」というネーミングのセンスは…。
やはりこの作者は只者ではないな。

アニメに関してはスタッフがどうなるか気になるところ。
やはりキャラデザは西田亜沙子さんでないとなあ。
声はドラマCDから変わらないのだろうか。
それなら夜空が井上麻里奈、星奈が伊藤かな恵とまず鉄板。
小鳩が花澤香菜という事でまたまた人気が出そうだ。
(というか黒猫とキャラが被り過ぎかも…)
なによりマリアの井口裕香がぴったりはまりそうで、
声に関してはこれ以上ないヌケサク声が集まった。

ただネタとしてはかなりアニメにしにくいのではないか。
なにせ単にダベって漫才をしているような展開が多く、
絵的にも膨らませにくいし、テンポが重要になる。
この難しい題材をどう料理するのか期待して待ちたい。

僕は友達が少ない〈3〉 (MF文庫J)僕は友達が少ない〈3〉 (MF文庫J)
(2010/03/24)
平坂 読

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ジゼル・アラン 2

だいぶ待たされた感じでジゼルアランの2巻。
実際はまだ1年も経っていないんだけど。

相変わらずジゼルお嬢様の可愛さが堪能できるが、
今回はちょっと曇り顔のジゼルが多い気がする。
というのもジゼル自身に大きく関わる話だからだ。

今回は大きく2つの軸から話が構成されていて、
何でも屋を始めたいきさつに関する過去話と
これから何でも屋をやっていく覚悟についての話。

過去話ではまだ髪の長い幼いジゼルが見られるが、
父親との確執などシビアな内容になっているので、
結構読んでいてつらいものがある。
夢見がちな少女が屋根裏に居場所を求める姿は、
ちょっと自分にも思い当たる節があるし…。

もう一つの軸はギーという何でも屋が登場する。
ギーに出会う事で何でも屋の厳しさを知るという、
オーソドックスな成長譚ではあるのだけれど、
何でも屋として上手くできない事に悩みつつも、
彼女らしい真っ直ぐなやり方で道を見つけていく。
とても読後感の良い話になっている。

単によくあるお嬢様探偵もので終わらせないで、
きちんとジゼルの成長を描いて行こうという姿勢は
作者の心意気が見えるようで気持ちがいい。

しかしこの作者は老人を描くのが上手い。
頑固執事のモネもかなりいいキャラなのだが、
お誕生会の話、鳥を救い出す話とも老人がメイン。
どちらも老人が素晴らしく描けていると思う。
ジゼルの真っ直ぐさとは相性がいいんだろう。

といいつつお姉さんもいいキャラなんだよなあ。
願わくばもっと出番が増えますように…

ジゼル・アラン(2)ジゼル・アラン(2)
(2011/05/14)
笠井 スイ

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百舌谷さん逆上する 6

YESリアツン、NOタッチ!
(沖方丁の推薦文キャッチコピーまま)

もともと百舌谷さん自身のストーリーよりも
周りで勝手に話が進むタイプの展開が多いが、
今回は完全に千鶴が主役だ。

前半の魔法少女話があまりに面白すぎる。
5巻のパープルローズを更に膨らませた話で、
全くコスプレに興味がなかった普通の少女が、
いつの間にやら冥府魔道に落ちて行く様は、
悪魔のように甘美に面白い。
ムーちゃんの友情に気づいてローズになり切る様は
オタの欲望を具現化しすぎて感動的ですらある。
魔法少女ごっこをここまで昇華させる話もないだろう。

しかしこの作者は魔法少女が本当に好きだねぇ。
今回はおもいっきり衣装が描けて本望だろう。
ありとあらゆる作品のパロが散りばめられていて、
その情報量には圧倒されるほど。
全部は分からなかったが、その道に詳しい人ならば、
かなり突っ込めるのではないか。

終盤のツンデレフィクションの未来を見守る会での
千鶴の演説は最高すぎてもはやなにも言うまい。
会長何もかもわかりすぎてる…。

しかしムーちゃんオススメのラインナップは…
どうみてもガチ百合ですありがとうございました。

そして同時進行のもう一方の軸、葛原さんは、
情報を引き出す目的からどんどん明後日の方向に。
一体どんな理由があるというのだろうか。
無駄に伏線がからまっていくが収拾できるのか。
そして竜田兄に未来はあるのか。ないけど。

しかし百舌谷さんのドロップキックは素晴らしいな…

百舌谷さん逆上する(6) (アフタヌーンKC)百舌谷さん逆上する(6) (アフタヌーンKC)
(2011/04/22)
篠房 六郎

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魔法少女まどか☆マギカ 1

いろいろな意味で凄いアニメである。

そろそろ興味のある人は見終わっただろうし、
いろいろな意見も出つくしたと思うので、
私も何か書いておかないといけないだろう。

とにかくシナリオは良く練られている。
毎回視聴者を引き付ける仕掛けがよかったし、
それによってネットを中心としたbuzzに成功し、
番組について語り合うという楽しさがあった。
久しぶりにリアルタイムで見るべき番組だった。

最後のオチのまとめ方も素晴らしい。
最初は魔法少女テンプレに見せかけて開始し、
途中それをどんどん否定する事で驚きをあたえ、
そして最後の最後に魔法少女を全肯定する。
あまりに綺麗なプロットに正直やられたと思った。

アニメとほぼ同時に書き下ろし漫画を展開する
思い切ったプロモーションのやり方にも驚いた。
よほど売れる確信があってもなかなか出来ないよ。
思惑通り売れに売れて大成功になったけど。

総合的にみて素晴らしい傑作というのは間違いない。
だけどね…。

出来が良いアニメだから個人的に好みかというと、
なかなかそう上手くは合致しないもので。

個人的にはあのオチは好きにはなれないのだ。
展開としては見事だけど、それでも…。

自分が子供の頃見てきたヒーローというのは、
みんなどんなに絶望的な状況でも決して諦めずに、
最後まで足掻きつつけていた。そういう姿を見てきた。
それがたとえ最終的に勝利できないとしてもだ。

だからこそ超越者になって全部をひっくり返す、
というようなオチはどうしても好きになれないのだ。
そのあたりはエヴァを好きになれないのと同じ理由だ。
あっちはお母さんが超越者なわけだが…。

同じ世界創生ものでも、イデオンやウテナの方が
私個人の趣味には合うのだなという事を、
今回改めて再確認したような気がする。

そんな私としてはまどかマギカの真の最終回は
実質10話だったなと思っている。
一人世界の真実を知り、誰の助けも借りずに
勝利の見えない戦いを続ける。ほむほむの姿は
まさに仮面ライダーかデビルマンかといった所だ。

そういうヒーローが美少女キャラにならざるを得ないのが
今の時代を表しているという事なのだろう。

魔法少女まどか☆マギカ 1 【完全生産限定版】 [Blu-ray]魔法少女まどか☆マギカ 1 【完全生産限定版】 [Blu-ray]
(2011/04/27)
悠木 碧、斎藤千和 他

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じん

Author:じん
ゆるゆると人生勘違い。主にマンガや小説の感想などを載せています。


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