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星を継ぐもの 2

星野之宣の大作SFの第2巻。前回から計算すると、
約5ヶ月での登場なので、かなりのハイペースだろう。
その間に再編集の短編集が3冊も発売されており、
久しぶりの単行本という感じは全然しない。
結局は全部買わされてしまったしな…
どれも面白かったし、ファンには堪らない期間だった。

さて2巻の内容だが、かなり展開が早くて驚く。
本来の「星を継ぐもの」の内容はあっさりと通過。
最後にはもう「ガニメデの優しい巨人」に突入。
「星を継ぐもの」で一区切り付けると思っていたので
これには正直ちょっと驚いた。

もしも「星を継ぐもの」しか読んでない人だったら
これを読んでかなりビックリしたに違いない。
だってガニメアンがいきなり現れてしまうんだから。
原作のカタルシスもあったものではない。
まあ全体の構成を考えると正しい選択なのだが…

「星を継ぐもの」の最後はダンチェッカーの見せ場だが
ここではまだ構成上お預けになってしまった感じ。
その分、作者お得意の歴史部分について補充され
ホモサピエンスに関する考察はかなり掘り下げられた。

特に風が強い事に関する仮説の部分などについては
原作と比べても飛躍的に面白くなっており、
単なるSFの枠に囚われない、この作者ならではの面白さ。

これだけの名作を単に漫画化するだけではなく、
独自解釈を入れ、さらに面白くしてくるのだから、
その漫画家としての姿勢には脱帽である。

ガニメアンのデザインはもっと甲殻類のような
固い感じを想像していたのだが全然違った。
羊のような感じと言えばいいだろうか。
確かに性格などを考えてみれば、草食系という事で
違和感はないデザインなのだが。
この辺りも多くの読者に不快感を与えないように
いろいろと配慮などもあるのかもしれない。

しかしあの平和委員会のアホ面。笑った。
この辺りでそんな伏線を引いてくるとは。
この感じだと3巻では「巨人たちの星」に入るのか。
もう少しユックリやってくれてもいいのだが、
雑誌連載だとそうもいかないんだろうな…

星を継ぐもの 2 (ビッグ コミックス〔スペシャル〕)星を継ぐもの 2 (ビッグ コミックス〔スペシャル〕)
(2011/11/30)
星野 之宣

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ヒストリエ 7

かなり待たされましたヒストリエ7巻。
調べてみたら1年半ぶり。もう忘れかけてたよ。

今回はアレクサンドロス中心のエピソード。
まずはなぜ彼の精神が壊れたのかという原因など。
お母さんはかなり豪快というか豪傑というか。
後に後継者戦争でも大きく絡んでくる女性だし。
彼女がかなり大きなウェートを占めているようだ。
ありていに言ってマザコンです。
まああんなものを見せられてはね…
蛇が頭を飲み込んで行くイメージが強烈だ。

有名な肖像画の使い方が非常に上手いと感じた。
誰もこういう形で使われるとは想像しなかっただろう。
確かにフィリポスには全然似てないのだけど。

ペウケスタスのエピソードは逆に正のエピソード。
これもその前の負のエピソードがあるから生きてくる。
コンプレックスがアレクサンドロスの行動原理になり
偉業というか覇業をなしとげさせたのだろうか。
しかしペウケスタスの嬉しさは想像に余りある。
王子のために命を掛けようと思っても不思議ないな。

そして作者の創造と思われるマケドニア将棋。
将棋シーンのエウリュディケの楽しそうなこと。
なにがそんなに彼女の琴線に触れたのだろうか。
普段偉そうな父親がへこまされた事?
作ったエウメネスも負かしてしまうのだから、
かなり頭のいい女性だったのだろうな。
史実ではどうやらフィリポスの妃になるらしいが、
その辺りは果たしてどう描かれるか。楽しみ。

最後は時代がけっこう進んでいるようなので、
どうやらゆっくりペースで行くのはこの巻まで。
どれだけ描き切るのに時間が掛かるかと思ったが
ようやく戦場でのエウメネスの活躍が見られそうだ。

そういえば今回は特別版も発売されているらしく、
そちらにはマケドニア将棋がついてくるみたい。
私は気づかないで通常版を買ってしまったが、
知っていればそっちが欲しかったかも…
かなり変則的なルールのように思えるので、
どうデザインされているか気になる。
興味がある人は売り切れないうちに。

ヒストリエ vol.7 限定版 (アフタヌーンKC)ヒストリエ vol.7 限定版 (アフタヌーンKC)
(2011/11/22)
岩明 均

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狼の口 ヴォルフスムント 3

1年ぶりの狼の口ヴォルフスムント3巻。
さすがにかなり待たされた感がする。

いわゆるピカレスクロマンに分類されるのだろうか。
未だに全貌が分からない感じの漫画なのだが、
3巻目でようやくストーリーが動いている。
ゲスト中心の話から全体で一つの話に構成が変化し、
1巻で登場したウイリアム・テルの息子がメインに。

話としては相変わらずの救いの無さなのだが、
ようやく狼の口に対抗する光明が見えてきた感じで
3巻は終わっているが、今までの話の流れからすると…
さてどうなるんでしょうね。

途中の爪はぎなどの拷問シーンなどを見てしまうと、
かなりグロいのだが、相変わらず読後感は悪くはない。
その要因はなんなのだろう。
いつかこの犠牲が報われるという予感なのだろうか。

終盤に登場する切り裂きヒルデがけっこう良いキャラだが
この漫画はいいキャラほど残酷な死に方をするから…
扉絵がなんともエロいのが気になるところだ。

この勢いだと次の巻で終わりそうにも思えるが、
恐らくそう簡単には行かないのではないか。
この漫画ばかりは本当に予想がつかない。
また続きが読めるのは1年後かもしれないが、
忘れそうになりながら次の巻を待ちたいと思う。

狼の口 ヴォルフスムント 3巻 (ビームコミックス)狼の口 ヴォルフスムント 3巻 (ビームコミックス)
(2011/11/15)
久慈光久

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冒険エレキテ島 1

鶴田謙二ひさびさの新作マンガ。
単行本は「さすらいエマノン Episode:1」以来なので約1年半ぶり。
鶴田謙二にしてはかなり早い方だろうか?

新作と書いたが厳密には「漫画BOX AMASIA」という、
奈須きのこ、西尾維新などと一緒の企画本に収録されたものに、
アフタヌーンに載ったものを加えて再編集、という事のようだ。
AMASIAには興味があったのだが、いかんせん値段も高いし、
特に興味のない作家も収録されていたので、購入しなかったが、
こうして単行本にまとめてもらえるというのはありがたい。

内容はというと、可愛い女の子と海と飛行艇という、
うーん鶴田謙二の趣味の世界ですなあ、という感じ。
幻の島、エレキテ島を探す事にとりつかれた娘の話だ。
水着のシーンも多く、鶴田謙二の描く女性が堪能できる。
というかこの娘、家だと水着かまっ裸ばかり…

元が描きおろしなので、連載マンガなどとは違い、
説明セリフなども少なく、じっくり描かれているのが良い。
全体に普通のマンガに比較してかなりセリフは少ない。

そしていちいちカットが絵になるというか、素晴らしい。
飛行艇をバックに腕を組み首をかしげる三つ編み水着。
座り込んで地図を見ながら鉛筆を咥え考え込む姿。
手すりに腰掛けペットボトルを片手に遠くを見る後ろ姿、
資料が貼られた壁前にしゃがんでノートPCをいじる姿、など
ちょっと上げただけで魅力的なカットが満載だ。

飛行艇などメカのこだわりも尋常ではない感じ。
詳しくないのでよくは分からないが、かなり手が込んでいる。
このあたりは作者が好きなんだろうなあというのを感じる。
これだけ描けば時間がかかるのも仕方ないのだろうなあ。

しかし単行本の帯を見ると不安な表記が…
「冒険エレキテ島第2章、2012年月刊アフタヌーンで連載開始」
ええー?本当に大丈夫なのだろうか??
リュウが新創刊になれば、そちらでエマノンもやるだろうし
連載を同時に2本もかかえる事になるのだが…
かなり筆が遅い人だけにかなり不安になる。

そもそもアフタヌーンではフォゲットミーノットの連載が
なんか中途半端な形で止まってしまっているし。
そっちはもう書かないのだろうな…
待つのは構わないが、途中で止めるのは勘弁して下さい。
この1巻も、さあこれからという所で終わってるんだから…


冒険エレキテ島(1) (KCデラックス)冒険エレキテ島(1) (KCデラックス)
(2011/10/21)
鶴田 謙二

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外天楼

それ町の石黒正数による連作短編集?という趣の新作。

メフィストに載った漫画を集めたものらしく、
味わいとしてはお得意のミステリものにSFを加えた感じ。

2008年から11年まで、期間的にはバラバラに書かれているし、
最初と最後ではかなり印象が違っているという点から考えて、
全体の構成は後付で作ったものと思われるのだが、
その割にはよく考えたなあという、凝った作りになっている。

まず第1話だが、SF感は全くなく普通の日常ミステリ。
お兄ちゃんのことなんか(略でこんなネタあったっけな…
エロ本だけでよくこんな話がかけますな。
ちょっとコメディタッチだが、さすがという面白さ。

第2話はメタ構成のミステリというか。こった構成。
宇宙刑事というバカバカしい設定でミステリをやろうという、
そのバカミス精神やよし!こういうノリは大好きだ。

第3話は完全なSFでロボット社会もの。
第4話は密室殺人のパロディでこれまたバカミス。
この2つもなかかかの佳作で。それぞれ面白い趣向。

ここまでが2008年と2009年に書かれているのだが、
それぞれの話にほとんど関連性は無い感じなので、
恐らくはこれを連作とする気はなかったのだと思う。

次の第5話からは、今までのものを連作にするため、
さまざまに話を繋げていこうという流れが見えてくる。
第4話で登場した桜庭と山上のデコボコ刑事を中心に、
徐々にシリアスな方向に話はシフトしていく。

第5話はダイイングメッセージのパロディ。
刑事と容疑者でコントをやっているような感じで、
かなりバカバカしく面白い。漫画らしいバカミス。

第6話以降はこの事件全体の謎解きをやりつつ
上手く1話から4話の話を伏線として絡めていく。
やや強引と思える部分も無くはないものの、
最初は予定されていなかったものと考えると
かなり上手くまとめたと言えるのではないか。

ミステリ、SF好きにはおすすめの一冊。
特にバカミス好きは読んで損はない。

外天楼 (KCデラックス)外天楼 (KCデラックス)
(2011/10/21)
石黒 正数

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R02 白石涼子

白石涼子のアニソンカバーアルバムの第2弾。
ちょっと前に発売されたのだけど、いまさらの紹介。遅い…

前作のR01もファン投票で歌う曲を決めるという企画もので、
曲目がかなりマニアックでチャレンジャブルなアルバムだったが、
今回は映画版のハヤテ、ネギまの公開に合わせた企画という事で、
これまたかなりマニアックなアルバムですな…

全8曲のうち4曲づつがハヤテとネギまからの曲になっており、
1曲目がハヤテ、2曲目がネギまと交互に曲が並ぶ構成になっている。

まずは1曲目「Oh!My Honey」これは綾崎ハーマイオニーの曲なので、
なんと白石涼子のセルフカバー。いきなりの変化球だ。
自分の持ち歌という事もあり、実に気持よくパワフルに聞かせる。
白石涼子の声質にとてもマッチしていて、ノリのいい名曲だ。
元の曲ではちょっとテクノっぽいアレンジでサウンドがいまいちだったが
こちらのアレンジはもっとロック調になり、サウンドの質も上がってる。

2曲目の「a precious pride」はネギま1期の曲らしい。
聞いた事がなかったのだが、これは後期EDのカップリングだそうな。
んーかなり渋いチョイス。そりゃ聞いた事ないですわ。
しかしこれが白石涼子の声質にマッチしてなかなか良い感じ。
ちょっとマイナー調の80年代ポップという渋めの曲。

そして3曲目の「Power of Flower」はヒナギクのキャラソンだ。
白石涼子の声は伊藤静よりもパワフルで、この曲のコンセプトにぴったり。
でも歌の上手さ自体は伊藤静の方が上だと思うけどね…。贔屓目?
しかし甲乙つけがたいぐらい良いのは間違いない。
こちらの曲のアレンジもよりHR風にパワフルサウンドになっている。

最後の8曲目「A-LY-YA!」はシャフト版ネギまからの曲。
4話からEDとして使われていて、毎話別のキャラが歌うという企画だった。
白石涼子も9話で3人のうちの一人として歌っていたようだ。
元の曲では他の2人に合わせるためか、キャラソンでのキャラ作りなのか
ちょっと大人しめに歌っていたのだが、このアルバムではパワー全開。
元々ちょっと沖縄民謡っぽい、声量のある白石涼子向きの曲なのだが、
白石涼子のために作られたのではと思えるほどマッチしている。
ハイ!ハイ!の掛け声が実に気持ちいい。

その他の曲もそれぞれ元々の曲とはアレンジが変わったりして、
元曲を持っている人でも、かなり楽しめる作りになっている。
企画ものはどうも…と思っている人も手を出してみて損はしないのでは。
iTSでも扱っているので手軽に入手できるのも嬉しい。

R02R02
(2011/08/10)
白石涼子

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怪物王女 16 限定版

約3ヶ月ぶりの怪物王女16巻。あいかわらずのハイペース。
今回はついにOAD付きを購入してみた。しかし高いのう…
OAD付きも今回で3回目という事で、人気があるんですな。
当初3巻目は予定になかったらしいので、出版社の予想以上なのか。

今回特別版を購入したのは、OAD付きという事もあるのだが、
シークレットトラックとして暗闇王女が収録されているという理由もある。
この暗闇王女はOADの1巻目に収録された話の原作に当たるらしく、
シリウス本誌には載ったものの、単行本には収録されていなかったようだ。

この話自体は特別に面白いというわけでもないのだが、
特別版でしか読めないとなると、どうしても買いたくなるもので…
なかなか上手い商売だが、漫画好きとしては痛し痒しといった所だ。

この16巻全体としては、メインストーリーの話が中心になっており、
めずらしくストーリーがかなり進んでいる。しかも大きく転換。
詳しくは書かないが、かなり引っくり返す感じで、うーんという感じ。
当初予定されていた構成ではなさそうな雰囲気だが、どうなのか。
やや無理やり感があるのは否めないかもしれない。

唯一メインストーリーと関係ない話が流転王女だ。
お得意のパラレルワールド、タイムパラドックスものでSF風味。
これだけシリーズが続くと、似たようなネタを別の味付けで、
という話が多くなってしまうが、それでも充分面白い。
ヒロの想いに焦点を当てているのがいいのだろうか。

付属のOADは孤島王女というタイトル。描きおろしオリジナルらしい。
OAD版は初めてみたのだが、姫の声のみさおは意外と違和感がなかった。
フフンはちょっと自然すぎてどうかと思うが。
それよりリザのキタエリの方が違和感があるかも…
王族は集合するわ、南久阿も出るわ、温泉はあるわでサービス版な感じ。

内容はミステリでいわゆる孤島もの。しかし実はSFでもある。
ちょっとベタだが逆にそこがいい感じに仕上がっている。
戦闘シーンはかなり作画がいい。カットは長くないけれど。
令裡さんのパンツは見えません。漫画だと見せまくりなのにねえ。
オーディオコメンタリも付いてるので、お得感はあるかもしれない。

ケルベロッテちゃんの方はなんすかこれ…
単なるサービス映像でしょうか…

DVD付き 怪物王女(16)限定版 (シリウスコミックス)DVD付き 怪物王女(16)限定版 (シリウスコミックス)
(2011/10/06)
光永 康則

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第七女子会彷徨 4

およそ10ヶ月ぶりの「ななじょ」最新巻。
連載していたコミックリュウが6月に休刊してしまったらしい。
知らなかったが大丈夫なんだろうか…。
12月にリニューアル創刊だそうな。

今巻の注目と言えば、珍しい前後編が収録されている事だろう。
もしかしてこのマンガでは初だろうか?
内容的にはいわゆるアブダクトもの?なのだが、
テイストとしては日常的な違和感という感じで、
この作者らしい、日本SF魂があるなかなかいい話だ。

あとがきで2巻のうさぎ話とオチが被ってると言っていたが、
他の生物から見ると、人間の生活そのものが娯楽という、
そのオチは確かに被っているかもしれない…。
筒井康隆とか星新一チックな話なので仕方ないと思うが。

それと細かい所なのだが、これまでちょっとだけ出ていた、
マスクを付けたキャラの出番がなぜか増えている。
そして名前まで明らかに。長崎さんというらしい。
実は隠れた人気キャラだったりするのだろうか。

ところどころで出てくる光子も可愛い。
金やんの部屋で寝てるシーンが出てくるのだが、
机の下でコンセントくわえて充電していたり、
ぬいぐるみを抱いて床で寝ていたり。
ロボットだと思うので寝なくてもいい気がするが…

しかし光子は「ひかりこ」と読むのだったのね。
いままで「みつこ」だと思ってた…。
と思って調べてみたら、2巻で「ひかりこ」になってた。
なんで読んだ時に気付かなかったのだろう?

その光子の話も収録されているのだが、これがまた面白い。
子供にすごく哲学的な事を言ってズレまくる話だが、
やっぱり光子と子供の組み合わせは相性がいいみたい。
しかし光子のデザインはずいぶん可愛くなったな…
最初に出てきた時はけっこう不気味だったのに。

初回特典でゴーストライターというミニ本が付いてるが
本編とはテイストが違う、真面目なちょっといい話だ。
なかなか面白いので、興味があれば特典があるうちに
買っておいたほうがいいだろう。

第七女子会彷徨 4(リュウコミックス)第七女子会彷徨 4(リュウコミックス)
(2011/09/13)
つばな

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高杉さん家のおべんとう 4

発売直後にちゃんと買いました。高杉さん家のお弁当4巻。
忘れずきちんと買うのは私には珍しい。
別にプレゼントが欲しいわけじゃないですよ?
前回は複製原画いただきました。今回も当たるといいなあ 。

さて今回の注目は、やはり久留里のアリス 姿だろう。
そこかよ!というつっこみが来そうだが…
タイトルカラーになってるぐらいだし仕方ないですね!
しかしあの久留里ちゃんが出し物とは成長したもんだ。
お父さんは嬉しいぞ。おいおい。

この話でキーになっているのがいなり寿司だが、
いなり寿司は関東と関西で大きく違う事でも知られる。
この話は名古屋のはずなので、どっちかなと思ったが、
完全に関西風のいろいろ入るタイプだった。
関東でああいうのは無いので、いまいちピンと来ないかも。
しかし豊川稲荷にはあんな色々ないなり寿司があるのか。
今度愛知方面に行ったらぜひ寄ってみたい。
名古屋からはかなり遠いけど…高杉くんよく行ったな。

そして新キャラのソノカちゃんが登場。
なんというか変わり者が多いこの作者にしたら実にマトモな。
少し熱血だけど、逆に普通すぎて浮いてる気がするぐらい。
話の展開としてはやり易くなるかもしれない。

この漫画でよく出ていた女子の陰湿さみたいな部分は
選挙などで若干出ていたものの、減りつつあるようだ。
個人的には歓迎したい傾向だ。
ただ今回の女子デザート配りの話は陰湿ではないものの
リアルすぎて怖い。あれは実弾なのか…。

ストーリー上の見せ場としては、久留里と高杉君が、
はじめて本格的にケンカをして仲直りするのが見所だ。
まあ、予想通り高杉君がボケなだけなんだが。
こういう徐々に距離感が縮まっていく話は上手い。
丁寧に書こうとしている点には非常に好感が持てる。

ところで購入時におまけポストカードが入っていて、
そこに作者のプチネタが描いてあった。
久留里のアリス写真には希望者が殺到したんだとか。
私も一枚欲しいですなあ…

高杉さん家のおべんとう 4 (MFコミックス フラッパーシリーズ)高杉さん家のおべんとう 4 (MFコミックス フラッパーシリーズ)
(2011/09/22)
柳原望

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ハルシオン・ランチ 2

続きが出ないんじゃないかと思っていたハルシオンランチ。
なんと続巻が登場。しかも完結編。

読んでみると読み切りの寄せ集めタイプになったようだ。
その代わりヒヨスの出番が少なくなってますが。

あとがきによると、6話~7話を後から構成に追加したらしく、
確かにそこが寄せ集め感を出している要素になっているのだが、
その方が行き詰まり感が出なくて良かったかもしれない。
個人的には1巻に比較するときちんとストーリーしていると思う。

だからといって、パロディてんこ盛りの勢いは衰えず。
細かいネタが随所にちりばめられている。

まず第6話。ちょっといい話と思わせつつ変態話です。
これぞ沙村広明という感じのナンセンス。実にいい。

そして次が6.5話。なにそのハンパな話数。
シーシェパードのパロディです。しかし海狗様って。
刑事犬カール?とかイマドキ分からないでしょうよ…

次はなんと6.9話。意味不明すぎる。
「幼体女性型の人外存在に対する日本人の適応力は異常」
というセリフがグサリと。全くもってその通り。

やっとの7話。トリアゾの話。
ストーリーの根本はけっこうマトモなんだが、
なぜかダグラムのパロディ。都市型ゲリラ太陽の歯て。
小董卓専用ザクは完全にソルティックです。ありがとうございました。
1ページ全部モノローグで埋まっている実験的試みもアリ。

ちなみにここまでヒヨスの出番ほとんど無し。

第8話はなぜか国分寺でヒッピー。
うまい棒のキャラって言ってますが、完全にドラえもんやん。
しかしこの回のヒヨスはいろいろエロいですな。
欄外に説明が書いてあるんだが、読めないヨそんなの。
ドラえもんの海底ハイキングってこんな話…なの?

最後の9話はかなり壮大なSFっぽい雰囲気。
これ最初からの予定なんだろうか。いきあたりばったり感。
まあでもSFが描きたいというのはなんとなく伝わるので
これはこれでアリなんだろう。面白いからよし。
こっそり日本ユニセフをdisってるのがいい感じ。

余談ですが…
カバーを剥がした裏表紙の「ハルシオンランチはグルメマンガ」
という4コマが異様に面白い。見逃さないように。

ハルシオン・ランチ(2) <完> (アフタヌーンKC)ハルシオン・ランチ(2) <完> (アフタヌーンKC)
(2011/09/07)
沙村 広明

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じん

Author:じん
ゆるゆると人生勘違い。主にマンガや小説の感想などを載せています。


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